作用と副作用

ED(勃起不全)の治療薬として有名なバイアグラですが、もともとは、狭心症の治療を目的に開発が進んでいたというのはご存知でしたか?

狭心症の主な原因は、心臓に血液を送り込んでいる血管がコレステロールなどにより狭くなったため、血流の量が減少することにあります。簡単に言うと、心臓が貧血みたいな状態になったと思ってください。狭心症の治療では、血管が狭くなっている原因を取り除いて、血流を良くします。

つまり、心臓への血流を改善するために研究されていたのですが、勃起に必要な血流を改善する効果が見られたので、結局はED(勃起不全)の治療薬として開発されたということなのです。

多くの科学的発見が、他のことを研究していた時に偶然になされています。バイアグラもそのような偶然の賜物(EDの人にはホントそうですよね)だったんですね。日本でも120万人以上の人が使用し、効果が確認されているそうです。

ところで、バイアグラは誰でも使っていいということではありません。誤った使用法によって死亡した例もあるそうです。製造・販売しているファイザーは服用禁止の指針として以下の基準を示しています。

●狭心症の治療で、硝酸薬を使用している人
例えば、ニトログリセリンを飲んでいる場合、血圧が危険なレベルまで下がり、死に至る可能性があるそうです。
●今までに、バイアグラを服用してアレルギーを起こした人
●心血管系障害などのために医師から性行為が不適当だと診断された人
●重症の肝臓病の人
●低血圧の人
●脳血管に病気のある方(脳梗塞・脳出血)や心筋梗塞を起こした人
●網膜色素変性症(進行性の夜盲)と診断された人

バイアグラは薬なので、服用禁止の指針に当てはまる人は注意したほうがいいですね。